保護者支援の姿勢を示すキーワードだからです。
子育てとネットの関係に悩む保護者は増える一方ですが、前例の無い「ネットのある子育て」について、万人共通の正解を示すことができる人など、どこにもいません。
そうした状況において、子どもとネットに関わる研修講師などの専門家に何より求められていることは、当事者である子どもと保護者に寄り添った情報提供や助言、行動支援を行うことだと考えます。
そうした活動ができるテックコーチを、もっと増やしたいと考えています。
アライアンスには、共同や同盟の意味が含まれます。
異なる経験と知識を持つ多様な人材が、距離や立場を超えて一つの目的の実現のために集まり、助け合う組織でありたいと考え、団体名にアライアンスの語句を含めました。
活動内容として、主に以下の三点を考えています。
制限するしないでなく、適切なバランスが大切です。
子どもとネットとの距離のとり方については、1か0かのように議論を単純化することはできません。また、法律や学校ごとのきまりなど、外部のガイドラインに頼るべきものでもありません。
家庭ごとに、親子で考え、決め、状況に応じて変えていくべきことだと考えます。
テックコーチは、そのための情報収集、意思決定や行動変容をお手伝いする存在です。
主に保護者に情報提供を行ないます。
急速に変化するインターネットと子どもの付き合い方について、本当に役立つ助言や各種の支援を行うのがテックコーチです。
その活動の対象は、現在子育て中の保護者ご本人にとどまるものではなく、子どもたちの周囲にいる地域の大人たち、お孫さんをお持ちのシニア世代の方、教員や行政職員などへと広がっていくことが考えられます。
ただし、子ども向けの直接的なコーチや、大人自身のためのネット利用は二次的な取り扱いテーマです。
いいえ、違います。
集合研修型の学習の機会は、これからも重要な役割を果たし続けると考えています。
当団体の活動は、集合研修を含めた様々な学習の機会について、そのテーマ設定の仕方や、研修自体の進め方を改善していく取り組みの一つです。
学習の機会としての重要度が高まると考えられます。
新型ウイルス禍の影響で、いままで当り前と考えられてきた「集合型の研修」の位置づけが大きく変わろうとしています。オンラインを含め、学習のデザイン全体について、提供者・学習者ともに、急いで経験を積む必要がありそうです。
もちろんテックコーチの活動にも大きく影響します。当団体が取り組むべき課題が追加になったと考えています。
はい、日程等諸条件が合えば伺います。
上記のような内容での研修講師派遣が必要な場合は、有償(講師派遣費+旅費実費)にて承ります。なおご希望の日程や会場所在地などによっては、お引き受けできない場合もございます。予めご了承ください。
詳しくは[お問い合わせ]ページからご相談ください。
いいえ、そうではありません。
当団体としては、有償/無償での、いわゆる個人コーチング事業は、保護者向け子ども向けともに、当面予定していません。
もちろん、団体への参加者などが、そうした取り組みを個別に模索、実現することを妨げるものではありません。
いいえ、当面は任意団体として活動します。
団体としての収益事業が具体化していない現段階では、法人化は現実的ではないと考えています。
はい、大歓迎です。
インターネットの安全な利用についての保護者向けの学習機会の拡大や改善に興味があり、テックコーチという考え方、団体の設立理念に賛同いただける方であれば、どなたでも歓迎です。なるべく多くの多様なメンバーに集まってもらいたいと考えています。
[お問い合わせ]ページ経由で、ご自身の得意分野やこれまでのご経験、ご協力いただけそうな内容などをぜひお知らせください。
いいえ、まだ決まっていません。
当団体の活動計画・活動内容などの変化に合わせ、将来、会費制などを採用する可能性があります。
いいえ、そうした制度を作る計画はまだありません。
現時点では当団体として、認定・認証などの資格制度を作る計画はありません。まずは、テックコーチに求められるサービス内容や行動原則などについて、調査や研究が必要な段階だと考えます。
大切な交流の機会と考えています。
子どもと保護者に寄り添った情報提供や助言、行動支援の実現には、全国各地に散らばる、子どもとネットに関わる研修講師などの専門家が、情報共有や意見交換を行う場が必要です。
当面の間、ウェブ会議形式での開催となります。具体的な開催要項等については、Facebookグループ「テックコーチ学習グループ」などでご案内いたします。
新型ウイルス禍以前の段階では、当団体の設立趣旨に賛同いただいた学識者を招いた、「ネットのある子育て」「活動体験が子どもに与える影響」に関わる基調講演の他、テックコーチが求められる背景や課題意識などについて、実践者による報告・話題提供を行うオフラインイベントを、2020年8月に開催する予定でした。